腰痛なのに、仰向けで足やお腹に鍼をしただけで腰が楽になってしまうことがあるのも鍼のおもしろいところ。
患部に直接刺さなくても離れたところから治療をすると、より広範囲に効果が及び、身体が全身でバランスをとっていることがわかります。
それはまさに私の師事する先生がおっしゃるところの「遠隔誘導」であり、「遠隔誘導」にこそ鍼の妙味を感じます。
そこで、「遠隔誘導」→「えんかくゆうどう」→「えんゆうどう」→「えんゆう堂」と。
・・・えっ、ダジャレ?でもそれだけではなく、これをベースに、「ご縁を結う」「円融※」など、いろいろな意味を含めて「えんゆう堂」としました。
もちろん遠隔だけではなく、根深い患部にはしっかり鍼やお灸をします。
えんゆう堂では、身体への負担はできるだけ少なく最大限の効果が出るように、それぞれの患者さんのその日の身体に合ったオーダーメイドな治療をいたします。
※円融:[仏]一切存在が相互に融和し、互いに妨げないこと。円満融通。天台宗・華厳宗などで言われる(広辞苑 第七版より引用)
(2018年5月18日投稿記事。旧ホームページよりお引っ越し)